緊急事態宣言が解除された首都圏など各地の学校で6月1日、約3カ月ぶりに授業が再開された。東京都でも映画館、スポーツジムなどの営業も始まり、電車で通勤する人も一気に増え、徐々に経済活動が戻ってきている。
安倍晋三首相が緊急事態宣言解除を表明したのは5月25日。会見で「日本ならではのやり方で、わずか1カ月半で今回の流行をほぼ収束させることができた」と話した。
WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長も日本の全面解除を巡り、「日本は成功」したと評価。日本の10万人当たりの感染者数は13.2人でG7のなかで最少。同じく10万人当たりの死者数は0.64人。欧米先進国と比較すると少ない数字だ(どちらも5月26日時点の情報)。
そこで『文春オンライン』では、緊急アンケート「ここまで安倍内閣の“コロナ対策”は何点?」を実施。5月26~29日の4日間で、10代~80代まで1501票と多数の意見が集まった。その結果を見ていきたい(#2で「“アベノマスク”届いた? 使っている人は何%?」も公開中)。
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まずは点数別の票数を発表しよう。
<「100点」23票(1.5%)、「90点」31票(2.1%)、「80点」73票(4.9%)、
「70点」65票(4.3%)、「60点」72票(4.8%)、「50点」133票(8.9%)、
「40点」54票(3.6%)、「30点」181票(12.1%)、「20点」207票(13.8%)、
「10点」277票(18.5%)、「0点」385票(25.6%)>
最も多いのが「0点」385票、次いで「10点」277票という厳しい評価が目立った。では平均点はどうだろうか。