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17位 新世紀エヴァンゲリオン

 1995年の放送開始から日本中の若者の心をわしづかみにし、後のアニメに大きな影響を与えた「新世紀エヴァンゲリオン」。救いのない展開やネガティブな主人公、そして想像をことごとく裏切るストーリーが記憶に残っているという投票が多く集まりました。

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」 公式サイトより

「珍しいほど暗く逃げ腰な主人公に、驚きのストーリーやキャラ、映像などのすごさにも驚かされる作品」(女性・22)

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「設定やテロップの入れ方、全てが斬新で話の展開もテンポよく、分からないようで分かるようで…どハマりしました」(女性・39)

「多角的に論じられるサブカルチャーとしてのアニメ、国際的人気コンテンツとなったジャパニメーション産業、そうしたイメージを改めて一般社会に浸透させ、今日までの日本製アニメの方向性を決定づけた」(男性・58)

「エンディングテーマのアレンジが毎回楽しみでした」(男性・65)

「フィギュアやコンビニの一番くじ、TSUTAYAさんで貰えた綾波レイの袋にデアゴスティーニ……全て集めて大切の保管しています。エヴァの事をロボットでしょ? と言う人がいたら『汎用人型決戦兵器だよ!』と言います」(女性・29)

「あのくら~い感じが好きです。シンジはいつも「僕は何のために生きているのか」と自問自答していて、胸が痛くなりました」(女性・64)

「電源切れる、とかいままでのロボット(?)アニメにはないリアルさ。風呂敷広げてちゃんと畳まない、それがよかった」(女性・49)

「劇場版を含めて、作画、演出、世界観など何をとっても最高の傑作」(男性・46)

「子どものころに見たOPの映像と曲は衝撃的だった。斬新でスタイリッシュな動きをするエヴァンゲリオンに毎週引き付けられた」(女性・31)

「『残酷な天使のテーゼ』『魂のルフラン』『心よ原始に戻れ』の3曲は今でも私のカラオケ十八番です」(男性・56)


16位 天空の城ラピュタ

 1986年に劇場公開されて以来、テレビでの放送回数はなんと17回。そして17回目ですら14.5%の視聴率を記録した国民的作品。印象的な「空」の描写を挙げる声が多く、ジブリ作品の中でも際だった爽快感を評価する人が多くいました。

「天空の城ラピュタ」DVDパッケージ

「音楽がいい」(男性・45)

「壮大なストーリーに見せかけて、実は純粋なラブストーリー。あの後、主人公二人がどうなったのかを想像するとロマンチックになる」(男性・65)

「こんな良く出来た冒険活劇は他にないと思います」(女性・39)

「観るたびに初めて見た時のワクワク感がよみがえります」(男性・41)

「バルス! がとても心に残る」(男性・56)

「飛行石の発想が素晴らしいし、ロボットたちや空賊の人たちの描写がいい」(男性・64)

「映像を見ている自分が空を飛んでいる様な気持ちになれる」(女性・62)

「アニメーションの動きの面白さがよく表現されていて、テレビで何度も再放送される理由が分かる」(女性・28)

「お城の壮大な感じが忘れられません」(女性・62)

「何度見ても、雲の中からラピュタが出てくるところはドキドキする」(女性・43)

「子供の頃に見て、はじめて感動したアニメ映画。シータの意志の強い女性像にも憧れました」(女性・40)

「食パンに目玉焼きというシーンが美味しそうで、真似してよくやってました」(女性・39)


15位 あしたのジョー

 1970年に始まったTVアニメ第1期から社会的な大ブームとなりましたが、それ以上に1981年に完結した「伝説の最終回」に言及する声が多数寄せられました。漫画でも破天荒な必殺技の数々が、アニメ版ではさらに衝撃度を増しています。

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「厳しい環境の中、ジョーを取り巻く人達がとても温かくて、涙がでます」(女性・64)

「昔はジョーに人生を学んだが、今では丹下段平に人生を学べる」(男性・68)

「人生に何一つ有利な条件を持っていないジョーが唯一持っているボクシングの才能を生かして、人生を切り開いて行くひたむきな姿に心を打たれた」(男性・43)

「テーマ曲が耳から離れない」(男性・55)

「自分も少年院出身だから」(男性・61)

「矢吹丈のライバル力石徹が逝った日、全国各地で葬儀が執り行われた程、私たちを魅了した名作」(男性・56)

「力石、最高」(女性・66)

「ジョーの孤高な生き様、女が入り込む余地がない力石との友情に痺れて、ジョーのことばかり考える日々でした」(女性・54)

「白い灰になっちまった。ジョーは死んでしまったの? 未だに解けない疑問」(男性・56)

「まさしく、男の気迫、男の執念、そして、男の友情を見事に指し示したアニメだと思う。迸るライバル心と、目標に向かって戦う熱い心と男の友情。そのなかには、強烈に解き放たれている眩しい光と、人生のレールも見え隠れしている」(男性・52)