4位 巨人の星
「巨人の星」のTVアニメ放送開始は1968年。当時は巨人人気が最高潮に達した「V9時代」の真っ只中。そんな巨人人気を背景に、スポ根を日本に定着させた作品です。「自分も野球をやっていたので」という票の多さに当時の野球人気の高さを感じます。
「星飛雄馬と父・一徹の葛藤、父の果たせなかった夢に向かい頑張る姿、父と飛雄馬の間で頑張る、姉・明子の献身的な努力が記憶に残ります」(男性・71)
「私も野球少年でしたので、剛速球を繰り出す飛雄馬にあこがれました」(男性・62)
「燃える瞳が忘れられない」(男性・57)
「苦難しかなかった!」(男性・50)
「主題歌を口ずさむほど夢中で見ていました。星飛雄馬、花形満や左門豊作などの真似をして、野球をしていました」(男性・63)
「『根性』は好きじゃないが、今では通用しない規律・生活様式が懐かしい」(男性・61)
「野球を始めるきっかけであり、我が子3人をスポーツの世界に引き入れて自分がコーチとなるきっかけ。目指す父親像として私のバイブル」(男性・56)
「男兄弟の中で育った女の子でも一緒に見てました」(女性・63)
「長嶋茂雄を『神』と崇めた私たち『巨人・大鵬・卵焼き』世代を象徴する名作。近所の空き地で『大リーグボール2号(消える魔球)』が何故消えるのかを毎日夕暮れまで実証実験していました(笑)」(男性・56)
「今は『根性』と言う言葉が死語になりましたが、スポ根をはやらせた作品だと思います。涙と根性の作品でした」(男性・62)
3位 機動戦士ガンダム
1979年にTV放送が開始された「機動戦士ガンダム」は、「スターウォーズ」の第1作(1977年)とともに日本に一大SFブームを巻き起こしました。多くのTVシリーズ、オリジナルビデオシリーズ、そして劇場版などが作られ、各世代の支持を集めました。来年5月にも劇場版「閃光のハサウェイ」が公開予定です。
「ファーストシリーズがやはり最も思い入れが強いが、その後のゼータ、SEEDなど好きなシリーズも多く40年以上経っても飽きる事が無い。登場キャラも非常に魅力的で特にシャア・アズナブルは全アニメの中で最も好きなキャラクター」(男性・52)
「1話1話無駄が無く楽しめました。レベルの高い作品です。アムロとシャアの対比が良い」(女性・48)
「幼少期にロボットアニメを見ていた自分にとって、仲間が死んでいくことや、敵には敵の事情や信念があるというごく当たり前のことを気づかせてくれた。主人公がスーパーな存在ではないことにも影響を受けた」(男性・48)
「一方的に正義と悪で区別するようなアニメなどが多かった中でどちらにも正義があるというのをわからせてくれた作品」(男性・46)
「素直にキャラクターがかっこいいのと世界観がしっかり描かれていたから」(男性・52)
「リアリティと未来の予感」(男性・51)
「とにかくモビルスーツのカッコよさ! ガンプラは買い漁った!」(男性・50)
「あの時代にこの作品を生み出したことに驚きしかありません」(男性・47)
「リアルタイムで見ていたし、ガンプラもどれだけ作ったことか。知らない土地で、学校や会社へ行っても1人は話の合うファンがいる。コミニュケーションツールにもなります」(男性・52)
「精神的に不安定なアムロより、復讐のために冷静に事を進めていくシャアがカッコ良かった」(男性・52)
「子供の頃夢中になって見ていたアニメ。まさか40年経った今でもこんなに愛されているとは、当時は想像もしてませんでした」(女性・56)