14位 風の谷のナウシカ
「ジブリと言えば空を飛ぶ女の子」というイメージを確立した「風の谷のナウシカ」。当時の時代背景ともリンクした環境問題や文明論的な深みと同時に、主人公ナウシカも大人気に。ちなみに1984年に映画が公開された時は、スタジオジブリはまだ前身のトップクラフト名義でした。
「10回以上は見ているのに、見るたびに新たな感動を覚える。見るたびに、新しいシーンの発見がある。そしてまた見たくなる」(女性・81)
「宮崎監督自身も続編を作らないほど唯一無二の傑作アニメです」(男性・53)
「壮大な物語と世界観」(女性・41)
「戦争とはなにか、争うことの意味、人間が如何に害悪をもたらすものであるかをいつも教えてくれる」(女性・45)
「はじめてアニメの女性キャラに惹かれた」(男性・46)
「きれいな心が最後に周りをうごかす。こうあったらいいなとつくづく思った」(男性・43)
「環境問題を考えさせられます。出てくる虫の造形というかデザインが面白い」(男性・55)
「年齢を重ねるにつれ、内容の重みや戦う意味など理解できるようになった」(女性・40)
「文明論をアニメで語られるとは思わなかった衝撃」(男性・58)
「ヒロインが魅力的なのはやっぱりナウシカ」(女性・62)
13位 ワンピース
1999年のTVアニメ版のスタートから、現在も放送中で950話を突破している「ワンピース」。投票の中ではTV版もさることながら、これまでに14本作られている劇場版で「泣いた」という声が多数寄せられました。
「最も大切なものは形ある物ではなく、貴い心だと教えてくれる」(男性・60)
「トレジャーハンターとアクション、友情と大人も子供も大好きな話が満載。主人公をはじめサブキャラクターの成長も楽しみ」(男性・57)
「もはやこれは大河ドラマですね」(男性・57)
「仲間の友情によく泣いた」(女性・41)
「友情、絆の塊のような作品。何度泣いたか分からないしどれだけ笑ったかもわからない。アニメ界の金字塔です」(女性・51)
「チョッパー編の映画が号泣だった」(女性・59)
12位 スラムダンク
アニメ版の開始は1993年。全盛期のマイケル・ジョーダンがけん引したNBAブームと相まって、日本中にバスケットボールブームが巻き起こりました。いまでも度々引用される名セリフの数々が心に残っているという声が多く寄せられました。
「バスケットボールを題材にした作品が、あそこまでブレイクしたって画期的。マンガも読んでいたけれど、この作品をキッカケにNBAも見る様になった」(男性・44)
「バスケット初心者の桜木花道が次第に上達していく様子が面白かったです。安西先生の『あきらめたらそこで試合終了ですよ』の名言が印象的なシーンでした!」(男性・41)
「熱い熱すぎる、青春バスケアニメといったらこれ」(男性・38)
「昔から流川の大ファンで、試合で活躍してると晴子さんみたいに思いっきり『キャー』ってなる。アニメの再放送でまた虜になった。大黒摩季さん、MANISH、WANDS…流れると気分爆上がりです」(女性・39)
「三井の『バスケがしたいです』が最高!」(男性・50)
「バスケットボールをやっている人間にとっては絶対外せない作品。他の作品にありがちな現実離れしたプレイはなく、同じ目線で描かれているのが素晴らしい。終わり方も絶妙」(男性・36)
11位 サザエさん
1969年の開始から放送期間は51年を数え、これはもちろん「世界で最も長く放映されているテレビアニメ番組」としてギネスにも世界記録として認定されています。小さい頃から見ていた作品が今も同じ世界観で続いていることに「ほっとする」という声が多く、特に女性からの票を集めました。
「見ていると今の時代にないゆっくりとした時間が流れていて落ち着く」(女性・27)
「癒される」(女性・47)
「カツオが初恋です」(女性・62)
「日曜日の夕方に放送されていました。明日からまた会社かと憂鬱になる時間ですが、子どもと一緒にみていると、子どものため、かみさんのために頑張ろうと、気を引き締めたものです」(男性・70)
「30年以上見続けてます。それでも飽きません」(女性・39)
「これはなくさない方がいいアニメだと思う。今どきのアニメばかりじゃない方がいいから」(女性・56)
「現実生活に嫌気がさしてくると、サザエさんちの裏のおじいちゃんの家の孫として登場し、アニメの世界に入りたいと思い続けている」(男性・47)
「日本人ならルーティンになってる番組だと思う」(女性・51)
「これからも長いお付き合いをして欲しいお友達」(男性・83)