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《名古屋高級焼肉店“人糞”放置事件》「飯も食べられない…」会食主催の県議を直撃“店への説明責任”は果たされたのか⁉

《名古屋高級焼肉店“人糞”放置事件》「飯も食べられない…」会食主催の県議を直撃“店への説明責任”は果たされたのか⁉

#2

2022/05/30
note

会の最中は、臭いなどの違和感は全くありませんでした

――飲み会に参加したのは同じ党の議員ですか?

「はい。昔から一緒にやってきた気心の知れた仲間です。市議、県議と彼らの秘書もいました。そんなに泥酔するわけでもなく、参院選を地方議員としてどう戦うか、どんな候補者が立つのか、他の党の動向などを話しました。飲み放題つきのコース料理を頼みましたが、参加した秘書の一人はその後に車の運転をする必要があったので一滴もお酒を飲んでいません。会の最中は、臭いなどの違和感は全くありませんでした」

――お会計後、お店をでるまでの流れを教えてください。

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「これからも頑張ろうと『よー! パンッ』って一本締めをして、部屋をでる前に秘書が掘りごたつの下とか周囲に忘れ物がないか見廻りました。たまに名刺入れを忘れたりすることがあるので。忘れ物が何もないことを確認して、皆で靴を履いて部屋を出ています。そこに”あれ“があったのなら絶対に気づくとおもいます。部屋を出てから店長のエスコートで出口まで行っています」

事件が起きた焼き肉店の個室。奥の上座に「それ」は放置されていたという ©文藝春秋

「何者かが、僕らかお店を陥れるためにやったのではないか……」

――部屋を出た後にトイレにいった少し年配の議員がいたと聞いています。その方が故意ではなくとも漏らしてしまった可能性は?

「そんなお年ではありません。企業でいうならまだ定年前ですし、健康面も問題ないです。それこそ僕らと合流する前はデパートに買い物にいかれたりしてましたし。仮に体調が悪くなってトイレに行って、トイレが空いてなかったとして、戻って部屋でするなんて考えられない。育ちもとても立派な方です」