「彼は球団にとって“金のなる木”です」バウアー（34）の2季ぶり日本復帰に、DeNAが目論む“荒稼ぎ”の勝算は？

「バウアーは、球団にとって“金のなる木”なのです」

　多大な期待を寄せられているのは、勝ち星だけではない。

「前回のDeNA在籍中、球団は特例的に、バウアー個人のYouTubeチャンネルの運営を認めた。そこで見せる一流選手の等身大の姿はファン獲得にもつながり、レプリカユニフォームや名前入りの応援タオルなど関連グッズの売上も上々でした。球団初の個人ファンクラブも開設。VIPコースは年間220万円、デラックスコースは年間33万円と超強気の値段設定でしたが、会員限定イベントに140人が参加するなど、多くの会員を集めた。つまりバウアーは、球団にとって“金のなる木”なのです」（球団関係者）

　そこへ訪れた2度目のビジネスチャンス。球団からは再び、算盤を弾く音が聞こえてくるという。

「バウアーのYouTubeチャンネルは英語版・日本語版あわせて約126万人の登録者数を誇りますが、個人チャンネルのため、どんなに再生されても球団には1円も入ってこない。そこで今回は球団の公式YouTubeチャンネルに、バウアーのコーナーを作るプランが浮上しています。球団公式チャンネルの登録者数は約39万人。バウアーの3分の1以下というトホホな数字ですが、バウアーに興味を持ったライトなファンが集まれば、再生回数の増加にも大きく貢献するはずです」（同前）

　マウンド同様、動画でも金星を挙げられるか。

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