「10・8」監督の抗議

小林 毅二 元審判
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「10・8」は、1994年の巨人と中日のシーズン最終戦が、プロ野球史上初、同率首位同士での優勝決定戦となった日だ。この試合は特別に優秀な審判団が編成された。球審を務めた小林毅二氏(78)が明かす。

 審判は試合を円滑に終わらせることが一番。とにかく“ゲームコントロール”なんです。とは言っても勝ち負けのあるもの。ビデオ判定が導入される前は、試合後に、「あの一球が……」と言う監督も少なくなかった。審判室に直接抗議に来られる場合もあれば、報道を介した間接的な“口撃”もあり、それをどう納めるかも我々の仕事でした。

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source : 文藝春秋 2025年8月号

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