「10・8」は、1994年の巨人と中日のシーズン最終戦が、プロ野球史上初、同率首位同士での優勝決定戦となった日だ。この試合は特別に優秀な審判団が編成された。球審を務めた小林毅二氏(78)が明かす。
審判は試合を円滑に終わらせることが一番。とにかく“ゲームコントロール”なんです。とは言っても勝ち負けのあるもの。ビデオ判定が導入される前は、試合後に、「あの一球が……」と言う監督も少なくなかった。審判室に直接抗議に来られる場合もあれば、報道を介した間接的な“口撃”もあり、それをどう納めるかも我々の仕事でした。
有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。
記事もオンライン番組もすべて見放題
初月300円で今すぐ新規登録!
初回登録は初月300円
月額プラン
初回登録は初月300円・1ヶ月更新
1,200円/月
初回登録は初月300円
※2カ月目以降は通常価格で自動更新となります。
年額プラン
10,800円一括払い・1年更新
900円/月
1年分一括のお支払いとなります。
※トートバッグ付き
電子版+雑誌プラン
18,000円一括払い・1年更新
1,500円/月
※1年分一括のお支払いとなります
※トートバッグ付き
有料会員になると…
日本を代表する各界の著名人がホンネを語る
創刊100年の雑誌「文藝春秋」の全記事が読み放題!
- 最新記事が発売前に読める
- 編集長による記事解説ニュースレターを配信
- 過去10年7,000本以上の記事アーカイブが読み放題
- 塩野七生・藤原正彦…「名物連載」も一気に読める
- 電子版オリジナル記事が読める
source : 文藝春秋 2025年8月号

