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小泉大臣を応援
7月号、小泉進次郎農水大臣の『コメを守るためトランプ流でやる』を読みました。
やはり、1年間でコメの値段が倍以上になったというのは異常です。政府がこれまで何ら手を打たなかったのも、怠慢です。昨年の夏にスーパーの店頭からコメが消えた時点で手を打つべきでした。小泉大臣のコメ改革に対するやる気と行動力に拍手喝采をしています。
このままコメの高騰が続くと、日本人のコメ離れが起きるのではないかと危惧しています。せめて慣れ親しんだお米くらい、安価で1日3食食べたいものです。小泉大臣が政府備蓄米を一般競争入札から随意契約に切り替えてくれたおかげで、5キロ2000円で店頭に出ました。出るのも本当に早かったです。
これまで減反政策を続けてきた結果として、農業者がコメを作る情熱を失いコメの増産等の技術をなくしてきました。政府がコメの作付を増やせと言っても、簡単にはいかないと思います。魚沼コシヒカリの産地である、新潟県魚沼市でも、コメ農家の高齢化が進み、コメの栽培を止める人が多いそうです。ある大規模農家の方がテレビで「魚沼の農家は絶滅危惧種だ」と語っていました。
小泉大臣は海外マーケットを見据えて「新たな需要を切り開くとともに、効率的で生産性の高い農業を実現するために、農地の大区画化や集約化を後押ししていく。国の本気度が問われていくことになると思います」と言います。一筋縄では行かないでしょう。それでもがむしゃらに頑張る小泉大臣を応援したいと思います。
(新潟県 早川和雄)
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