【もはやジブリは身近ではない?】

【もはやジブリは身近ではない?】

ジブリといえば‟アリエッティ”?|もののけ姫は「怖い」|何がジブリを国民的人気にしたのか|「ジブリ風AI」からみる公共財化|海外需要に偏るジブリ

渡邉 大輔 批評家・映画史研究者・跡見学園女子大学准教授
山下 覚 文藝春秋PLUS編集部
エンタメ テレビ・ラジオ 映画 アート 歴史

〈番組概要〉
 独自の視点で歴史を紐解く「+HISTORY」。今回のゲストは、映画史研究者の渡邉大輔さんです。
 渡邉さんは今年5月、『ジブリの戦後 国民的スタジオの軌跡と想像力』を上梓されました。太平洋戦争終結から80年となる今年は、1985年6月に設立したスタジオジブリ40周年の節目の年でもあります。本書では、戦後80年とスタジオジブリ40年の歴史を重ね合わせ、宮崎駿監督や高畑勲監督をはじめとするキーパーソンにも触れつつ、満州とジブリ、メディア文化におけるジブリ、令和のジブリ観など、スタジオジブリを多角的に捉えています。
 戦後と共に歩んできたスタジオジブリは、現在国内外でどのように受け入れられているのか――。本書をもとにしつつ、前編ではジブリが国民化するまでの過程や、令和の若者のジブリ観を中心にお話いただきました。

〈ゲスト〉
・渡邉大輔|批評家・映画史研究者
1982年生まれ。跡見学園女子大学文学部准教授。専門は日本映画史・映像文化論・メディア論。映画評論、映像メディア論を中心に文芸やミステリ評論などで活動。著書に『イメージの進化系』、『明るい映画、暗い映画』、『新映画論』、『謎解きはどこにある』がある。

〈MC〉
・山下覚 |文藝春秋PLUS編集部
1989年、東京都杉並区出身。慶應義塾大学商学部商学科卒業後、2012年4月にダイヤモンド社入社。書籍編集、広告営業に従事し、2019年4月に文藝春秋に中途入社。ノンフィクション出版部、月刊「文藝春秋」編集部を経て現職。趣味はブラジリアン柔術。

source : 文藝春秋 PLUS動画

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