
近年、全国各地で頻出するクマ被害。「文藝春秋」の記事から、クマ被害を避けるための方策や、クマとの共生の可能性を探った記事を厳選して紹介します。[全7記事]
伊藤秀倫(ライター・編集者)
「『宇都宮で最もクマから遠いはずの場所』にクマが出たという事実は、宇都宮市民に大きな衝撃を与えた。50万人都市を4日間にわたって揺るがすことになる『宇都宮クマ騒動』の幕開けである」
伊藤秀倫
「羆を初めて撃ったとき、何を思ったのですか――私がそう尋ねると、池上は『あんた、庄司巡査の話、知ってるよな?』と唐突に言った。庄司巳吉巡査は、『北海道警察初の殉職者』である…」
伊藤秀倫
「市街地でのクマ出没に備えて2025年9月1日から導入されたのが『緊急銃猟』という制度である。というのも、従来の鳥獣保護管理法下においては、原則として市街地での発砲は禁じられ…」
浅尾慶一郎(前環境大臣・参議院議員)
「クマは子どもを産むことで、総体としての数が毎年増えていきます。特に日本の山林は、のちほど説明する通り「富栄養化」が進み、エサとなるドングリが増えるばかりですから、もっと根本的な方策を取らなければいけない…」
伊藤秀倫
「2021年は、ヒグマと人間社会との歴史において、特筆されるべき年となった。統計が残る1962年以来、ヒグマによる死傷者が史上最悪となる12人(死亡4人・重傷6人・軽傷2人)に達したのである…」
伊藤秀倫
「ヒグマと人間社会との間で今、何が起きているのか。その軋轢の最前線でヒグマと対峙するハンターたちは何を考えているのか——。こうした本連載のテーマを掘り下げる上で、私がどうしても話を聞きたかった相手が赤石だった」
伊藤秀倫
「クマにもいろんなヤツがいるからさ。聞かない(気が荒い)のもいるし、大人しいのもいる。だらしないのもいるし、几帳面なのもいる。大胆なのもいるし、慎重なのもいる。クマはこういう動物と決めつけない方がいい…」
source : 文藝春秋 電子版オリジナル








