深層心理学の研究に邁進し、国内における臨床心理学の基礎を築いた河合隼雄(1928〜2007)。河合の孫弟子にあたる東畑開人氏がその魅力を分析する。

河合隼雄の心理学との出会いは小学生の時。塾で出題された国語の問題文が最初でした。その後、河合がかつて教鞭をとっていた京都大学で学びたいと思うようになりました。当時は空前の心理学ブームで、同級生は河合に憧れて入学してきた人ばかり。間違いなく河合は臨床心理学界のスーパースターでした。
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source : 文藝春秋 2023年1月号