東京都 千代田区 文藝春秋本社にて(撮影・深野未季)
(右から)
地唄舞神崎流四世家元 神崎えん
エッセイスト・作家 阿川佐和子
中学部から入学したアガワにとって、内部進学の私のような者は、「おしゃれなお嬢ちゃま」に見えていたらしい。しかもアガワは小さくてかわいらしかったせいか、お弁当をすり替えられたり、グループサウンズの替え歌で胴が長いとからかわれていたという。後から知ったが、かわいそうなことをした。私は大の遅刻魔で、近くに住んでいた黛敏郎さんの車で学校まで送ってもらうなど、のほほんと過ごしていた。
在学中は仲の良いグループの端と端にいる程度の距離感だったし、その後、私が高校2年で中退し、地唄舞神崎流の道に進んだこともあり、特別深い仲ではなかった。
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source : 文藝春秋 2020年4月号
genre : ライフ