同級生交歓 東洋英和女学院中学部 昭和44年卒

ライフ
 
東京都 千代田区 文藝春秋本社にて(撮影・深野未季)

(右から)
地唄舞神崎流四世家元 神崎えん
エッセイスト・作家 阿川佐和子

 中学部から入学したアガワにとって、内部進学の私のような者は、「おしゃれなお嬢ちゃま」に見えていたらしい。しかもアガワは小さくてかわいらしかったせいか、お弁当をすり替えられたり、グループサウンズの替え歌で胴が長いとからかわれていたという。後から知ったが、かわいそうなことをした。私は大の遅刻魔で、近くに住んでいた黛敏郎さんの車で学校まで送ってもらうなど、のほほんと過ごしていた。

 在学中は仲の良いグループの端と端にいる程度の距離感だったし、その後、私が高校2年で中退し、地唄舞神崎流の道に進んだこともあり、特別深い仲ではなかった。

有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。

記事もオンライン番組もすべて見放題
初月300円で今すぐ新規登録!

初回登録は初月300円

月額プラン

初回登録は初月300円・1ヶ月更新

1,200円/月

初回登録は初月300円
※2カ月目以降は通常価格で自動更新となります。

年額プラン

10,800円一括払い・1年更新

900円/月

1年分一括のお支払いとなります。
※トートバッグ付き

電子版+雑誌プラン

18,000円一括払い・1年更新

1,500円/月

※1年分一括のお支払いとなります
※トートバッグ付き

有料会員になると…

日本を代表する各界の著名人がホンネを語る
創刊100年の雑誌「文藝春秋」の全記事が読み放題!

  • 最新記事が発売前に読める
  • 編集長による記事解説ニュースレターを配信
  • 過去10年7,000本以上の記事アーカイブが読み放題
  • 塩野七生・藤原正彦…「名物連載」も一気に読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
有料会員についてもっと詳しく見る

source : 文藝春秋 2020年4月号

genre : ライフ