【駅近中古マンション、穴場はここだ】

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【駅近中古マンション、穴場はここだ】

〈前編〉止まらぬ地価高騰のワケ|どこに流通する?ベスト10を大公開|意外に穴場な高級住宅街|中野区、文京区…子育て世帯に人気な場所も

野澤 千絵 明治大学 政治経済学部 教授
村井 弦 文藝春秋PLUS編集長

〈番組概要〉
 東京23区の新築マンションの平均価格が1億を超え、富裕層以外には手が出せない住宅ばかりが増えています。都市政策・住宅政策を専門とする明治大学政治経済学部教授の野澤千絵さんは、著書『2030-2040年 日本の土地と住宅』(中公新書ラクレ)で、データ分析を通じ、2030年・2040年に中古マンション・中古戸建住宅の流通増加が見込まれる交通利便性の高いエリアを、表やマップ等で提示しています。首都圏で中古物件の流通増加の可能性が高い場所はどこなのか。果たしてそれはいつ増加するのか。前編では、中古マンションの流通増加予測を野澤さんに伺います。 

〈ゲスト〉
・野澤千絵|明治大学政治経済学部教授
 専門は都市政策・住宅政策。 大阪大学基礎工学部卒業、同大学院工学研究科修士課程修了後、ゼネコンにて開発計画業務等に従事。その後、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻に入学。2002年博士(工学)取得。東京大学先端科学技術研究センター特任助手、東洋大学理工学部教授等を経て、2020年度より現職。日本都市計画学会理事、公益財団法人都市計画協会理事。主な著書に『老いる家 崩れる街──住宅過剰社会の末路』(講談社現代新書)、共著に『都市計画の構造転換』(鹿島出版会)、『人口減少時代の再開発──「沈む街」と「浮かぶ街」』(NHK出版新書)等。

(聞き手=文藝春秋PLUS編集長・村井弦、前編30分)

source : 文藝春秋 PLUS動画