長年、肩コリに悩んでいます。机に座って本やゲラを読んだり、パソコンを使うことが多い仕事柄、仕方がないのかもしれませんが、悪化する一方です。
〆切間際に深夜まで作業すれば、翌朝は肩コリからくる頭痛で目覚めることも。肩の不快感で横になるのが辛くて、座って寝ることもあります。そのまま朝を迎え、その異様な寝姿を家族に怖がられることも度々ありました。40代編集者の“職業病”だといって誤魔化せる状態ではありません。

仕事が原因で不調になったのなら、仕事を利用して少しでも改善したい。5月号の特集「肩ひざ腰のアンチエイジング」は、そんな不純な(?)動機から企画しました。
肩コリで厄介なのは、病院に行っても、生活改善を指導され、湿布や飲み薬をもらって終わってしまうこと。ひざや腰の痛みでも同じような悩みを耳にします。そこで今回は、ひざと腰も合わせて取材することにしました。取材構成、医師の人選は、昨年12月号「5つの臓器のアンチエイジング」でもお世話になった医療ジャーナリストの長田昭二さんにお願いしました。
「中高年は、胸郭が動かなくなるんですよ」
「肩」の記事は、菅谷啓之先生にご登場いただきました。
日本を代表するスポーツ選手も診察する菅谷先生。実際に東京・北参道にある病院を訪れると、有名選手の姿も見かけました。

取材は診察室で行われたので、患者の席に座る長田さんと私は、患者そのもの。読者代表として、思いつく限りの質問を先生に投げかけていきます。
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source : 文藝春秋 2025年5月号