「シブい二輪」はバイクだけじゃない!昭和感あふれる「族チャリ」に跨がり、旧車イベントの会場を駆け巡る小中学生の正体とは!?(全4回の4回目/最初から読む)
※保護者立ち会いのもと取材を行いました
「族チャリ」を駆る小学生のやまと君、本当に好きなのは…
ぼくの名前は「やまと」といいます。今10歳で、小学校5年生です。
今日はこのイベントまで、父に連れてきてもらいました。父はバイクには乗らないんですけど、初代のフェアレディZやハコスカを改造していて、向こうにいる尾林ファクトリーというショップの社長と仲良くしているんです。
この自転車も、「お父さんに作ってもらったの?」と聞かれますけど、今日のイベントのために尾林社長が作ろうと言って、5週間くらいかけて作ってくれました。もともと、今日一緒に回っているこうたろう君が小学生の時に乗っていた自転車で、お下がりを改造してくれたんです。
乗ったのは今日がはじめてで、昨日ちょっとだけ試し乗りをしました。まだ改造が途中のところもあるので、帰ってからまた作っていくんだと思います。
いつもは普通の自転車に乗っているから、最初は少し変な感じでした。でも今日乗っていて、色んな人に声をかけられたり、写真を撮ってもらったりして楽しいです。ちょっとイカツイ人もいますけど、みんな優しくしてくれます。
学校の友達には、車やバイクが好きな人はいないので、こういうイベントは不思議な感じがします。ぼくも本当は、バイクはそんなに好きなわけじゃないです。なので、将来こういうバイクに乗ろうとは思いません。
好きなのは車で、父のハコスカとZが一番好きです。なので、将来はそういう車に乗れたらいいなと思います。