「文藝春秋」の編集者が明かす、電子版限定の“ここだけの話”
前回の選考会は「該当作なし」。
その衝撃から、昨年9月号では、芥川・直木各賞選考委員の島田雅彦さんと桐野夏生さんに依頼して、「27年ぶり『該当作なし』そのとき選考会は」という緊急対談を組みました(芥川・直木両賞とも該当作なしが27年ぶり。芥川賞の該当作なしは14年ぶり)。
はたして今回はどうなるだろうかと気を揉みましたが、幸いなことに2作の受賞作が出ました。
鳥山まことさんの「時の家」は、ある大工が丹精込めて作った一軒の家の歴史を、畠山丑雄さんの「叫び」は、万博と満州を題材に大阪・茨木の郷土史を扱い、奇しくも両作ともに歴史をさかのぼり、忘れられた人々をよみがえらせる作品でした。「文藝春秋」3月号に全文掲載されていますので、ぜひお読みいただければと思います。

今回は、候補となった5作とも評価が高く、選考委員の松浦寿輝さんは選評で「優れた出来栄えの短篇小説が五篇並んだ」。吉田修一さんも「五作品とも〇? 候補作を読み終えて少し焦るほどの豊作回」と記しています。
しかし、選考会の司会を務めた立場からすると、それほどすんなりとは行かなかったという印象があります。
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