よみがえるクヒオ大佐の怪

第21回

山田 詠美 作家

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エンタメ 社会 読書

「自民党の党大会で、陸上自衛隊中央音楽隊所属の女性ソプラノ歌手が、陸幕長の許可がなければ着用出来ない制服を着て国歌を斉唱した」

 こんなニュース記事を見た。政治的中立性を求められる自衛隊法に反しているのでは? いや、私人としての歌唱だから問題ない、など、さまざまな意見が出て物議を醸している。

 自民党の萩生田幹事長代行は、記者会見で、「党側の発案ではなく、業者から推薦があり防衛省が了解していた」と述べたそう。じゃ、誰がその業者に推薦を促したんだろう。聞けば、無償だったとか。こんなふうに取り上げられて、中心人物みたいになっちゃったソプラノ歌手さん、かわいそー。

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source : 文藝春秋 2026年7月号

genre : エンタメ 社会 読書