
手練れの業界ウォッチャーが、新聞報道にもの申す!
★読売・日経が政権批判の異例
長く新聞を読み比べているエンマ様は、ひどく驚いている。朝日、毎日、日経、読売の4紙がそろって「反高市」の様相だからだ。一つのテーマで論調が似通うことは、ままあるが、複数のテーマで政権に厳しい姿勢を示す事態は、記憶にない。
そのテーマとは「食品消費税1%への減税」「皇位継承」「衆院の比例45議席削減」の3つだ。
かねてリベラルな立場から自民党政権に対峙してきた朝日、毎日の論調を紹介しても驚くまい。伝統的に自民寄りの読売、経済というフィルターを通して中立とみられる日経に絞って社説を読み比べたい。
まず消費減税。「社会保障の安定に禍根残すな」と題した6月10日の読売の社説は、冒頭から「政府と与野党が一体で取り組む『社会保障国民会議』と銘打ったにしては、看板倒れの展開だと言わざるを得ない。短期的な物価高対策として消費税の減税を断行すれば、社会保障制度の安定を揺るがすだけだ」と手厳しい。5日の日経はストレートに「首相は弊害が大きい減税を見送るべきだ」と主張した上で、「消費税は1989年に3%で導入し、歴代政権が自らの命運をかけて税率を引き上げてきた。首相はその重みを認識すべきだ」と高市早苗首相に「説教」する。
皇位継承でも両紙は牙を剥く。読売は9日、「女性・女系の継承をあらかじめ封じようという意図が透けて見える」と政府案を批判。日経も11日、「男系継承に固執すれば、多くの国民を置き去りにした制度になりかねない」と疑問を隠さない。
初回登録は初月300円ですべての記事が読み放題
初回登録は初月300円
月額プラン
初回登録は初月300円・1ヶ月更新
1,200円/月
初回登録は初月300円
※2カ月目以降は通常価格で自動更新となります。
年額プラン
10,800円一括払い・1年更新
900円/月
1年分一括のお支払いとなります。
※トートバッグ付き
電子版+雑誌プラン
18,000円一括払い・1年更新
1,500円/月
※1年分一括のお支払いとなります
※トートバッグ付き
有料会員になると…
日本を代表する各界の著名人がホンネを語る
創刊100年の雑誌「文藝春秋」の全記事が読み放題!
- 最新記事が発売前に読める
- 編集長による記事解説ニュースレターを配信
- 過去10年7,000本以上の記事アーカイブが読み放題
- 塩野七生・藤原正彦…「名物連載」も一気に読める
- 電子版オリジナル記事が読める
source : 文藝春秋 2026年8月号

