安倍晋三元首相が殺害されてから1年が経過した。国民を震撼させた“令和の大事件”は、山上徹也被告の旧統一教会への恨みが動機とされ、政治と宗教の問題にも議論が発展した。文藝春秋がこれまで掲載してきた、分析記事やオンライン番組を紹介する。
統一教会“安倍派工作”内部文書
鈴木エイト(ジャーナリスト)
安倍晋三は17年前から統一教会に狙われていた……。カルト問題を長年追及してきた鈴木氏が、教団の内部資料にもとづいて、その関連に迫った。
安倍晋三秘録「暗殺前夜の電話」
岩田明子(政治外交ジャーナリスト)
「安倍氏に最も食い込んだ記者」として知られる岩田氏には、“暗殺前夜”にも電話がかかってきた。そこで話された内容とは——(本連載に大幅加筆した『安倍晋三実録』が発売中)
統一教会と創価学会
宮崎哲弥(評論家)×島田裕巳(作家・宗教学者)
×仲正昌樹(金沢大教授)×小川寛大(宗教専門誌『宗教問題』編集長)
近代日本における政治と宗教の関係とは……。政教分離から暗黒史、安倍国葬まで語り尽くす
安倍元首相暗殺と統一教会 深層レポート
《安倍のビデオ出演を口説いた勝共連合会長の激白》
森健(ジャーナリスト)+本誌取材班
世界平和統一家庭連合の関連団体に安倍元首相がビデオメッセージを送っていた——。なぜ安倍元首相はビデオメッセージをカルト教団に送ったのか。
〈アーカイブ動画〉
「新聞・テレビが報じない〈安倍元首相暗殺と統一教会〉」
鈴木エイト(ジャーナリスト)× 森健(ジャーナリスト)
カルト教団と安倍元首相の関連を深掘りしてきたジャーナリスト同士が対談。この国の政治に旧統一教会はどこまで入り込んでいるのか――。
source : 文藝春秋 電子版オリジナル