7月17日は昭和の大スター・石原裕次郎の命日。2024年12月には、生誕90周年を迎える裕次郎の“素顔”とは?
昭和100年の100人 激動と復活編
石原裕次郎 あと3本映画を
舘ひろし(俳優)
“石原軍団”の一人である舘ひろしが、映画人としての石原裕次郎を語る。『あぶない刑事』の第1作が公開されたとき、既に故人となっていた裕次郎の自宅を訪れたエピソードが紹介されている。
石原裕次郎は強くてシャイだった
石原慎太郎(作家)×石原まき子(石原プロモーション会長)×金宇満司(撮影監督)
裕次郎の没後30年に行われた座談会。裕次郎の素顔を知り尽くした3名が語り合った。慎太郎は「俺には自慢の弟だった」と本心を明かしている。
小林旭 回顧録 第1回
「裕次郎の背中」
小林旭(俳優・歌手)
“タフガイ”と呼ばれた裕次郎に対して、小林旭は“マイトガイ”と並び称された大スター。小林が裕次郎に抱いていたデビュー当時の想いを振り返る。「裕次郎はAクラス」と栄光を称える一方で「俺はいいとこAダッシュさ」と本音を語った。
100周年記念企画「100年の100人」
石原裕次郎 いつも何かに耐えていた
石原良純(俳優)
テレビでおなじみの石原良純が、甥として接した裕次郎の思い出を語った。「石原裕次郎は、1億人の夢を抱えてしまった人間でした」と親族としての想いを明かしている。
予期せぬ出来事 ─私の闘癌記─
石原慎太郎(作家)
2022年に亡くなった慎太郎が、自身の闘病記を「文藝春秋」に掲載。その中で、慎太郎は「肝臓癌で苦しみ抜いて死んだ弟の裕次郎を思い起こさぬわけにはいかなかった」と語っている。
source : 文藝春秋 電子版オリジナル