涼を呼ぶ風雅な京都伝統のうちわ

　京うちわは都うちわともいわれる優美な夏の風物詩。塩見団扇では、細い竹骨を放射状に並べた美しい団扇面に後から柄をつける「差し柄」と呼ばれる伝統的な製法を継承している。朝顔や金魚など繊細な切り絵を施した透かしうちわは、目にも涼やか。

東京下町で愛される新感覚の最中サブレ

　昭和25年創業の錦糸町の和菓子店から、最中とバター香るサブレを組み合わせた新作菓子が誕生。アクセントの岩塩が上品な甘みを引きたて、米粉を用いたサブレの軽やかな食感も心地よい

名古屋の名料亭のだしが効いた逸品

　徳川家御用達の料亭河文の味を伝承する、天然無添加のおだし専門店による炊き込みご飯の素。燻した5種の節の風味に帆立貝柱の旨みが合わさった特製調味だしと伊勢海老のセットは、特別な日のご馳走にしたい。

味噌が隠し味の信州牛ハンバーグ

　文政10（1827）年に信州で味噌蔵として創業した酢重正之商店が作る煮込みハンバーグ。レストランでも人気の長期熟成信州赤味噌を入れたハヤシライスソースで煮込んでおり、コクを極めたソースはジューシーな信州牛と相性抜群。

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