「戦争の時代」のいま、江戸期の平和を考える
■日本の地下水脈〈完結〉
第1回 疫病とファシズムの足音
第2回 五つの国家像
第3回 無自覚的帝国主義からの出発
第4回 武装する天皇制
第5回 反体制運動の源流
︙
第56回 墨子とカントに学ぶ「非戦」の哲学 今回
第57回 国家主義的右派政党の不気味な挑戦
第58回 参政党現象と天皇機関説事件
第59回 父が最期に語った関東大震災の記憶
第60回 大衆よ、ファシズムに呑まれる
「真正保守」の復権を目指して、現在の政治情勢と歴史的な教訓をつなぐ地下水脈を辿る作業を私なりにこの連載で続けている。一方、現実の内憂外患は深まるばかりである。内憂と外患は絡み合って、時代の困難を形成している。だが、そのようなときこそ、歴史の教訓を踏まえた「真正保守」の理念を明確に示すことが求められているとも言える。内憂外患のいま、その理念は国際性を備えていることも必要なのである。
内憂から素描していこう。石破茂首相がさらにスキャンダルに見舞われた。『朝日新聞』が報じた、自民党の新人衆議院議員への10万円分の商品券配布問題に続き、3000万円を超える献金を政治資金収支報告書に記載していなかった疑いを『週刊文春』がスクープしたのである。石破は疑惑を否定したが、告発者は国会内で会見し、求めがあれば参考人招致や証人喚問に応じると明言しており、石破は政治倫理審査会などで弁明すべき局面であろう。
有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。
記事もオンライン番組もすべて見放題
初月300円で今すぐ新規登録!
初回登録は初月300円
月額プラン
初回登録は初月300円・1ヶ月更新
1,200円/月
初回登録は初月300円
※2カ月目以降は通常価格で自動更新となります。
年額プラン
10,800円一括払い・1年更新
900円/月
1年分一括のお支払いとなります。
※トートバッグ付き
電子版+雑誌プラン
18,000円一括払い・1年更新
1,500円/月
※1年分一括のお支払いとなります
※トートバッグ付き
有料会員になると…
日本を代表する各界の著名人がホンネを語る
創刊100年の雑誌「文藝春秋」の全記事が読み放題!
- 最新記事が発売前に読める
- 編集長による記事解説ニュースレターを配信
- 過去10年7,000本以上の記事アーカイブが読み放題
- 塩野七生・藤原正彦…「名物連載」も一気に読める
- 電子版オリジナル記事が読める
source : 文藝春秋 2025年7月号

