カメラマンの能登直氏はこの10年、羽生結弦が国内外で出場した試合をほとんど撮影し、アイスショーや練習もカバーしてきた。羽生の美しく繊細な動きと豊かな表情をとらえた写真は多くのファンに支持され、これまでに彼の写真集を数冊刊行している。3月11日には『光-Be the Light-』が発売されるが、7150円という高額ながら予約が殺到した。能登氏がレンズを通して見続けた羽生結弦の10年を語る。
<summary>
▶︎能登さんは、震災後の4月9日に行われた神戸でチャリティー演技会で、結弦くんの出る試合を中心に撮っていこうと決心した
▶︎結弦くんは難なくジャンプを跳び、軽々とステップを踏んで演技が途切れないので、シャッターの押しどころが極めて難しい
▶︎ノリがよくて、サービス精神が旺盛。数々の伝説を作っても、結弦くんは昔のまま。何も変わっていない

能登氏
マッシュルームカットの天才少年
有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。
記事もオンライン番組もすべて見放題
新規登録は「月あたり450円」から
既に有料会員の方はログインして続きを読む
有料会員になると…
日本を代表する各界の著名人がホンネを語る
創刊100年の雑誌「文藝春秋」の
全記事、全オンライン番組が見放題!
- 最新記事が発売前に読める
- 毎月10本配信のオンライン番組が視聴可能
- 編集長からの会員限定ニュースレターが読める
- 過去10年3000本以上の記事アーカイブが読み放題
- 電子版オリジナル記事が読める
source : 文藝春秋 2021年4月号