①「『感謝の言葉が足りませんでした』斎藤元彦・前兵庫県知事が語った失敗と反省」(2024年10月1日配信)
2024年9月、兵庫県知事を失職した直後の斎藤元彦氏が、およそ70分のインタビューに答えました。元西播磨県民局長への想い、「文化学術系嫌い」は本当なのか、職員との意思疎通においての反省点……。斎藤氏の県知事選挙での再選、また公職選挙法違反疑惑が話題になる中で、再び読まれて1位となりました。
②小野一光「【島根女子大生殺人】33歳真犯人はなぜ死んだか」〈平成アンタッチャブル事件簿〉(2021年5月21日配信)
2009年10月に発生した「島根女子大生殺人事件」は、7年後、犯人がすでに死亡していたという結末を迎え、真相究明は叶いませんでした。なぜ警察の捜査は難航したのか。犯人はどのような人物であったのか、事件発生時から現地取材を続けたノンフィクションライターの小野一光氏が検証します。小野氏の連載が文春オンラインで注目を浴びる中、2021年の本記事が再びのランクインです。
③「船井破綻の内幕、セブンを伊藤忠が救う?、日鉄・橋本の苦境、ソニー・吉田に追い風」〈丸の内コンフィデンシャル〉(2024年11月8日配信)
船井電機の経営破綻、カナダのアリマンタシォン・クシュタール(ACT)の買収提案を受けてのセブン&アイ・ホールディングスの混乱、日本製鉄が繰り出した巨額買収の停滞、アニメ事業をはじめとしたソニーグループの好調……。日本経済の「今」にフォーカスする連載「丸の内コンフィデンシャル」の最新回です。
④火野正平「自転車に乗ってとうとう6年目」(2016年3月10日配信)
11月14日に逝去した俳優・火野正平氏。大きな仕事の一つとしては、自身が自転車に乗って日本全国を旅する番組『にっぽん縦断 こころ旅』への10年以上にわたる出演があります。2016年の本記事では、「自転車だと車じゃ見えないものが見える」という言葉をはじめ、火野氏が番組の中で学んだことや得た経験、また自身が行きたいと考えている「こころの風景」などについて語っています。
⑤大竹文雄「解雇規制が大量の非正規を生んだ」〈アベノミクスvsイシバノミクス〉(2024年11月8日配信)
9月に行われた自民党総裁選では、「解雇規制の見直し」が一つの争点となったものの、選挙後には議論の声は少なくなりました。そのような中、労働経済学者の大竹文雄氏は「解雇のルール」の不透明さに警鐘を鳴らし、「労働者目線の見直しこそ必要だ」と強く主張しました。
source : 文藝春秋 電子版オリジナル