
(右から)
放送大学愛知学習センター所長 根本二郎
東京外国語大学名誉教授 沼野恭子
愛知淑徳大学教授 吉田久美
明治大学教授 中村卓
白百合女子大学教授 平尾桂子
今にして思うと、私たちが在籍していた1970年代、名古屋大学附属高校はかなりユニークで自由な学校だった。何と言っても先生方が個性的で、それぞれにご自分の「好き」をとことん追求していらした。私たちは大なり小なりそこに影響を受けたのではなかったか。進学校でもない、こぢんまりした学校だが、ふと気づくと多くの同級生が大学に職を得ていた。
女子バレー部のアタッカーだった吉田久美は(私は迷セッターだった)天然物化学者となり、名古屋大学教授を経て現職。青い花の発色機構や豆種皮のポリフェノールの研究をしている。大好きな実験に必要な花を集めるため自ら野山に繰りだす。
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source : 文藝春秋 2025年4月号