岡本公三との併走

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 岡本公三の訃報をネットニュースで知った。同時に自分の裡で、彼に関する記憶が溢れ出てきて、そのことをXで呟いた。

〈日本赤軍、岡本公三がレバノンで死亡したとのニュース。

 高校同級の彼の姿が、ふとよぎる。

 自転車で一緒に下校して、軽口叩いていた姿。

 テルアビブ空港のテロのニュースとどうしても結びつかない。

 どこで人生が枝分かれしてしまったのだろう。〉

 岡本公三は1972年に日本を出国。その後、PFLP(パレスチナ解放人民戦線)で射撃訓練を受けてイスラエル・テルアビブの空港にて奥平剛士・安田安之とともに乱射事件を起した。結果26人の死者と73人の負傷者を出す。無差別テロだった。彼だけが生き残り捕われた。

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source : 文藝春秋 2026年10月号

genre : ニュース 社会 国際