半世紀近く前から有機農・畜産物を作り続けてきた

「田舎で食べた地鶏の味ね。脂の香りがいいわ」
「いつものフライドチキンとは味がまるで違うね」
小学生の娘を連れた若い夫婦がこんな会話を交わしていた。
東京・表参道の「クレヨンハウス」。作家の落合恵子が主宰する子ども向け絵本・玩具で知られるショップだが、地下に有機生産されたオーガニック食材を使ったレストラン「広場」がある。この日のランチ・バイキングのメインは秋川牧園産の鶏モモ肉を使ったメニューだった。価格は大人が1500円。休日のせいかもしれないが、かなり広めのレストランなのに満席だった。
人気メニューは「フライドチキン」。豚肉の「ミルフィーユカツ」もよく出るという。いずれも秋川牧園産の農畜産物を使っている。
クレヨンハウスのオーガニック事業部長・山崎友男は言う。
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source : 文藝春秋 2019年8月号