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【特集】疑惑と熱狂の東京五輪…あれから1年

「週刊文春」編集部

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 1964年以来の悲願を叶えた東京五輪招致。当初はお祝いムードで始まった4年に1度の祭典は、しかし“疑惑尽くしの祭典”へと変貌していきました。あれから1年が経とうとしています。

 女性演出家の交代劇に端を発した開会式を巡る一連の騒動から、担当音楽プロデューサーだった小山田圭吾氏のイジメ問題、組織委員会会長・森喜朗氏による「女性がいる会議は時間がかかる」発言、開催を巡る国の不安定さ……「週刊文春」が大会組織委員会から「発売中止と回収」を求められながらもブレることなく伝え続けた“東京五輪の実態”をまとめました。

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元電通専務 捜査報道直後に五輪組織委が300人BBQ《現場写真を入手》

 

 快晴の空の下、ジョッキでグイッとビールを流し込む男性。マスクを顎にずらし、白い歯を見せて語り合う若い男女。7月23日、東京・国立競技場近くのビアガーデンで、BBQパーティーが開かれていた。ある男性のポロシャツの背中には「TOKYO2020」のロゴ。参加者は、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の元職員たちだ。

 

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「藤井風が降板」河瀬直美監督の“文春反撃署名”が消えた

 

「映画監督としてのスキルを全部投入して作り上げた」

 そう語るのは東京五輪公式記録映画「東京2020オリンピック」の総監督を務めた河瀬直美氏(53)。アスリートを描いた「SIDE:A」と運営側に迫った「SIDE:B」の2部作が連続して公開されたが、ある“トラブル”も……。

 

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「東京五輪公式映画監督」河瀬直美“キックだけじゃない”スタッフ顔面殴打と主演俳優の絶縁告白

 

 東京五輪公式映画が間もなく封切られる河瀬直美氏。キャリアの絶頂を極めるまでには、役者を精神的に追い詰める演出や、スタッフを部品のように切り捨てる一面も。自らを卑弥呼になぞらえる映画界の女帝の足跡を辿る。

 

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河瀬直美監督の「腹蹴り」でカメラマンが途中降板していた

 

「何するの!」

 駅前に女性の大声が響いた。2019年5月某日、広島市でのことだ。当時20代のまだ若い男性に対し、怒りを露わにしていたこの女性は、映画監督の河瀬直美氏(52)その人である。

 

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組織委“夜の乱倫ピック”写真 借り上げホテルにデリヘル、銀座でカラオケ

 

 じっとりと蒸し暑い9月の深夜、東京・晴海の五輪選手村は静まり返っていた。解体作業が続くフェンスの脇には、煌々と明かりが灯る一軒のホテル。五輪組織委員会の関係者らが最後の夜を過ごす宿舎前の路肩へ、若い女性を乗せた軽自動車が滑り込んできたのは日付が変わる間際のことで――。

 

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「コーネリアス」にも「渋谷系」にも興味がない私が小山田圭吾にインタビューした理由

 

 小糠雨の降る寒い夏の午後だった。

 9月某日。約束の場所に時間ちょうどに現れたその男は、大きく深呼吸をした後、取材陣に軽く一瞥をくれ、私の対面のソファーに腰をかけた。よほど緊張していたのだろう。唇は乾いていて震えていた。

 

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小山田圭吾 懺悔告白「僕はなぜ“障がい者イジメ”を得意げに語ったのか」

 

 過去に複数の雑誌で“障がい者イジメ”について語っていたことで批判を浴び、東京五輪開会式直前に演出チームを辞任した小山田圭吾氏(52)が、騒動後初めて、取材に応じた。ノンフィクション作家・中原一歩氏のインタビューに120分にわたって答えた。

 

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東京オリパラ“消された告発”全部書く 劇薬盗難、警察官クラスター

 

「安全最優先の大会を実現し、大きな問題なく、大会を開催できた」

 9月5日に幕を閉じた東京五輪・パラリンピック。組織委員会の橋本聖子会長(56)は、翌6日の記者会見でそう胸を張ったが――。

 

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《現場写真入手》組織委が抱える五輪オフィシャルグッズ過剰在庫 一部は転売「シャツが1万6000円

 

 九月五日に無事閉幕したパラリンピック。しかし、その舞台裏には山と積まれた段ボールが。中には一体、何が入っているのか。

 

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“セクハラ大魔王”河村たかしに直撃100分

 

 事件が起きたのは8月4日。名古屋市出身の東京五輪ソフトボール日本代表・後藤希友(みう)選手(20、トヨタ自動車)から表敬訪問を受けた河村氏は、「(金メダルを)かけてちょうだい」と要求し、首からかけられると突然、「こうやって」と言いながらガブリと金メダルに噛みついた。

 

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医療スタッフが告発メール 五輪責任者に「猛省してください」

 

〈中村様、〇〇です。今回の急な会場変更は現場に多大な負担をかけています。

(略)医療スタッフは極一部ですが、ISY(註・横浜国際総合競技場)のその他のスタッフは不眠不休で頑張っていただいているので何事もなく無事に終了できると思います〉

 これは8月6日夕方5時過ぎ、医療スタッフから、組織委員会の中村英正ゲームズ・デリバリー・オフィサー(GDO=53)に送られたメールだ。その後に記されていたのは――。

 

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「オリンピック」という単語すら求人広告に記載できない…“五輪バイト”の真実

 

 8月12・19日夏の特大号で「小誌記者『選手村バイト』でわかった安全・安心のウソ」と題する記事を発表した「週刊文春」の甚野博則記者(48)。だがこの記事の内容は、膨大な取材データのほんの一部に過ぎない。電子版オリジナル記事として、甚野記者が誌面には書けなかった“選手村の真実”を詳細にレポートする。(全4回)

 

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女性を使い捨てにした東京オリンピック

 

「オリンピックで使い捨てにされているのはみんな女性ですね」

 今週号の五輪記事を担当した入社2年目の女性記者は、原稿を書く先輩女性記者にこう漏らしたそうです。

 

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小誌記者「選手村バイト」でわかった安全・安心のウソ

 

「感染対策を徹底し、安全・安心な大会を実現する」。菅首相はこう繰り返すが、緊急事態宣言下で、安全・安心な五輪はどこまで可能なのか。五輪選手村にアルバイトとして潜入し、見えてきた「バブル方式」の穴とは――。

 

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幻の“MIKIKOチーム版”五輪開会式を完全再現!【電子版オリジナル】

 

 MIKIKO氏をはじめ、MIKIKOチームに集った日本が誇るクリエイターたちが身を削る思いで作り上げたにもかかわらず、佐々木氏への交代によって、封印されることになった”“幻の企画案”。税金が投入され、国民にさまざまな負担が求められた東京オリンピックはどのように迷走していったのか。五輪が閉幕した今、迷走を象徴する貴重な歴史資料として、失われた”MIKIKOチーム版の開会式”を完全再現する。

 

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なぜ「週刊文春」は 開会式の台本11冊を入手できたのか

 

 今週配信された「台本11冊を入手 五輪開会式“崩壊” 全内幕」記事に、かつてない反響をいただいています。電子版ローンチ以来、最も読まれた記事となりました。

 予兆は、7月23日の開会式直後からありました。電子版で過去の記事「森・菅・小池の五輪開会式“口利きリスト” 白鵬、海老蔵、後援者…」が凄い勢いで売れ始めたのです。

 

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閉会式に「衝撃計画」天皇陛下が参加の○╳クイズ 開・閉会式全真相

 

 先週号で報じた開会式“崩壊”の内幕。しかし、問題はそれだけではなかった。続々と届く、組織委員会や電通の内実を訴える内部告発。そして、来る閉会式の舞台でも――。一体、誰のため、何のためのセレモニーだったのか。

 

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東京オリンピック開会式はなぜ呪われてしまったのか

 

 ロンドン五輪では9億人もの人が観たと言われる開会式は、そのオリンピックを象徴するものです。なぜ、それが世界に恥をさらすことになってしまったのか。

 

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台本11冊を入手 五輪開会式“崩壊” 全内幕 計1199ページにすべての変遷が

 

 演出責任者の相次ぐ交代など迷走を重ねた五輪開会式。今回入手した11冊にも及ぶ台本には、その過程が詳らかに記されていた。なぜ、どのようにして、開会式は“崩壊”していったのか。小誌だけが書ける全内幕――。

 

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菅首相 天皇開会宣言“着席”で驚きの言い訳

 

「私は、ここに第32回近代オリンピアードを記念する――」

 7月23日夜、東京五輪の開会式で、大会の名誉総裁を務める天皇が開会宣言を述べられた。ところが、隣に座っていた菅義偉首相はなぜか立ち上がらず……。

 

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組織委最高幹部が告発 バッハIOC会長 ノーベル賞欲しさで「北朝鮮に行く」

 

「バッハ氏の横暴は、もう許せません。来日してからも日本政府、日本国民を蔑ろにするような振る舞いばかり。感染再拡大が続いているにもかかわらず、広島を訪問したのも、本人たっての希望でした。世論の反発も高まっていましたが、『主催者の俺が決めることだ』と言わんばかりの姿勢に、組織委員会もNOと言えなかったのが実情です」

 

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「障がい者イジメ」小山田圭吾“一派”を抜擢したのは「渡辺直美侮辱男」だった

 

〈障害がある人とかって言うのは、なぜか図書室にたまる(略)きっと逃げ場所なんだけど〉(「クイック・ジャパンvol.3」95年7月刊)

 そう語っていたのは、五輪開会式の作曲担当を辞任した小山田圭吾氏(52)。なぜ「障がい者イジメ」を自慢するような人物が、「多様性と調和」を掲げる五輪の式典に抜擢されてしまったのか――。

 

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開会式欠席 雅子さま 遅れるワクチンとお引越し

 

 五輪開会式に“異変”が起きている。前回の東京五輪では昭和天皇と香淳皇后が揃って出席され、昭和天皇が高らかに開会を宣言された。ところが、6月下旬までは天皇とともに出席予定だった雅子さまのお名前が、式次第から消えたのだ。

 

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聖火リレー スポンサー幹部 “感染対策破り”写真

 

 6月25日、静岡県内での聖火リレー会場に姿を現した2人の男。彼らはランナー専用のバスに乗り込むと、カメラに向かって手を振るなど、はしゃいだ様子を見せていた。

 

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小誌取材直後に公表 五輪組織委員会スタッフ“コロナ感染会食”の隠された実態

 

 7月6日、東京五輪組織委員会が発表した東京オリンピック・パラリンピックの選手村で働くスタッフ2名の新型コロナウイルス感染。組織委の高谷正哲スポークスパーソンは「上長から厳しく注意をした。その他の全スタッフにも注意喚起を行った。同じフロアで業務しているスタッフらに対しても体調管理等でのモニターを徹底するよう指示を出した」と説明している。

 

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天皇「五輪懸念」VS. 菅「皇室は観光資源」 宮内庁長官「異例の拝察」全真相

 

「陛下が五輪開催にご懸念を――」。西村宮内庁長官の言葉に、菅首相は不満の色を露わにしたという。開会式まで残り3週間に迫る中、皇室と官邸に一体、何が起きているのか。知られざる暗闘に迫ったインサイドレポート。

 

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経理部長が自殺 山下泰裕 JOCは伏魔殿 得意技は“隠蔽”

 

 日本オリンピック委員会(JOC)の経理部長だった森谷靖氏(享年52)の死から1週間後。あの日と同じ月曜の朝、中延駅のホームに居合わせた乗客たちの記憶は鮮明だった。

「スーツ姿の男性の後ろで電車を待っていました。到着のアナウンスが流れた時、男性は無言で歩み出て足からポンと飛び降りたんです」

 

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JOC経理部長自殺“五輪裏金”と補助金不正

 

 6月7日月曜日の午後6時、東京都内の住宅街。2人の若い女性が沈痛な表情でうつむく母の手を取りながら帰宅した。その日の朝9時20分頃、夫で日本オリンピック委員会(JOC)の森谷靖経理部長(52)が最寄り駅のホームから飛び降り、自ら命を絶っていた。

 

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朝日「五輪中止社説」社内バトル全内幕「それならスポンサー降りろ」「そんなに論説はえらいのか」

 

 東京五輪の公式スポンサーでもある朝日新聞が〈夏の東京五輪 中止の決断を首相に求める〉と題した社説を掲載したのは5月26日のこと。同時に自社のホームページでは〈オフィシャルパートナーとしての活動と言論機関としての報道は一線を画します〉との見解を示し、スポンサー継続を明言した。

 

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「天皇に会わせろ」バッハよ、何様だ IOC委員は小誌に「菅が中止を求めても開催する」

 

「五輪のために犠牲を」発言が物議を醸しているIOCのバッハ会長。感染拡大が止まらず、準備不足も取り沙汰される中、それでも今夏開催を譲らないのはなぜなのか。巨額の放映権収入に5つ星ホテルでの宿泊。そして、バッハ会長が日本政府に要求しているのは――。

 

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五輪中止・延期「本当の収支決算」徹底検証

 

 ある経済官庁幹部は、小誌の取材にこう吐露した。

「現状、7月に五輪などやれるわけがない。小池(百合子)都知事にしろ菅(義偉)首相にしろ、こちらから『やめる』と言ってしまえばIOCからガッポリ金(損害賠償金)を取られるから言い出せないだけだ」

 

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「五輪、無理だ」警備トップ「爆弾証言」

 

 感染拡大が止まらない日本列島。それでも菅首相は「五輪は観客入れてやる」と強気の姿勢を崩さない。だが、医療界からは「とても医師、看護師を派遣できない」と悲痛な叫び声が上がっている。そして、五輪開催を主導してきた組織委員会の中枢からもついに――。

 

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「悲しき五輪」特別寄稿 沢木耕太郎

 

 これまでロスやアテネなど、数多くのオリンピックを取材してきた沢木耕太郎氏。ところが、今回の東京五輪だけは取材したいとの情熱が生まれてこなかったという。依然として、コロナとの厳しい戦いが続く中での開催。そこには「大義」も生じようがなく……。

 

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菅首相「夏に絶対やる」五輪強行で血税1300億円消失

 

 世論調査では今夏の五輪開催を支持する声が乏しい中、「夏に絶対やる」と口にしている菅首相。だが、コロナの感染拡大は止まらず、無観客での開催も現実味を帯びてきた。900億円を見込んでいたチケット収入がゼロになり、その皺寄せは都民、国民の負担に――。

 

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橋本聖子のウソを暴く 「内部告発」5連発

 

 先週号が発売された4月1日夜7時半過ぎ、担当記者から「こんなのきました」とのメールが入りました。

 組織委員会の戦略広報課からのメールには、「添付の通り、抗議するとともに、善処を求めます」とありました。そして、添付された橋本聖子会長名の抗議文を読み進めていくと、仰天する文言が次々に飛び出してきました。

 

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橋本聖子のウソを暴く 「内部告発」5連発

 

 開会式の演出案などを報じた小誌先週号に対し、橋本会長率いる五輪組織委員会が取った対応は「雑誌の発売中止及び回収」の要求という異常なものだった。だが、「組織委の隠蔽体質はもう看過できない」。憤る職員や関係者から、続々と内部告発が寄せられた――。

 

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[号外] 「週刊文春」はなぜ五輪組織委員会の「発売中止、回収」要求を拒否するのか ―「週刊文春」編集長よりご説明します

 

 4月1日、東京五輪組織員会から同日発売号について、発売中止と回収を求める文書を受け取りました。また、翌日、橋本聖子会長は、記者会見で同様の見解を示しました。極めて異例の事態だけに、経緯と編集部の対応を、読者の皆様にお知らせいたします。

 

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「森会長はボケてる」女性演出家を排除 黒幕は電通No.2 MIKIKO氏「日本は終わってしまう」

 

 侮辱演出案は組織委員会の抱える問題の一端に過ぎない。渡辺直美も絶賛する女性演出家MIKIKO氏を排除し、入社同期を責任者に据えた電通ナンバー2。会長だった森氏すらバカにする男が仕切る「電通五輪」の闇とは――。

 

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「渡辺直美をブタに」五輪「開会式」責任者“女性蔑視”を告発する

 

 世界中が注目する「開会式」。昨年5月、恋ダンスなどを手掛けた女性演出家が責任者を突如交代させられた。後任は“天皇”と呼ばれる元電通マン。森喜朗氏と電通代表取締役を後ろ盾とする、この男の開会式プランはあまりに醜悪なものだった。

 

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嫌がる彼女に…橋本聖子 浅田真央に安倍晋三とのハグ強要動画

 

 髙橋大輔への「キス強要」が問題視されながら、五輪組織委新会長への就任が決まった橋本聖子氏。だが、新たなセクハラが明らかになった。“被害者”は髙橋と同じくソチ五輪に出場した浅田真央。橋本会長の下、本当に国民に祝福される東京五輪を迎えられるのか――。

 

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髙橋大輔「キス強要」写真 橋本聖子はセクハラ常習犯

 

 森氏の辞任、川淵氏の辞退で混迷極まる組織委員会の会長人事。女性、アスリートなどの条件から“本命”とされてきたのが、橋本五輪相だ。だが彼女は、男女平等やハラスメント防止を掲げる五輪の舵取りに相応しいのか。首相や前首相、都知事の思惑も錯綜して――。

 

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東京五輪を壊す男 森喜朗「黒歴史」

 

「女性がいる会議は時間がかかる」。そう述べた森会長の辞任を求める声が広がっている。それでも「誤解が誤解を生んだ」と開き直った森氏。なぜ、国民の声が届かないのか。一国の首相、そして組織委会長に上り詰めたその来歴を辿ると、氏の本質が見えてきた――。

 

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source : 週刊文春

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