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〈約153万点がオンラインで閲覧可能に!〉話題の「国立国会図書館デジタルコレクション」は何が読める?

2022/05/27

 先日来ネットで大きな話題になっているのが、国立国会図書館の所有する約153万点の資料が、オンラインで閲覧可能になったことです。これまでであれば、国立国会図書館に直接足を運ぶか、あるいは公共図書館などに出向かなければ閲覧できなかった資料が、自宅のPCやスマホから見られるという画期的なサービスです。

 特に今回公開された資料は、雑誌が過半数にあたる約82万点を占めるなど、一般の人にとっても比較的とっつきやすいのが特徴です。これらは興味のある単語でキーワード検索をするとヒットするという、ウェブ検索に近い使い方ができます。初めてインターネットで検索した時に経験した、どんな記事が見つかるか分からないワクワク感がそこにあります。

 今回は、この「国立国会図書館デジタルコレクション」の「個人向けデジタル化資料送信サービス」を利用するための手続きを紹介するとともに、おすすめの検索方法や、具体的なキーワードについて紹介します。

「国立国会図書館デジタルコレクション」で提供している資料のうち、現在はすでに絶版で、復刻される見込みがない資料が、5月19日に始まった「個人向けデジタル化資料送信サービス」公開の対象になっています https://dl.ndl.go.jp/

利用者登録はオンラインで可能(ただし申込殺到中)

 国立国会図書館デジタルコレクションを利用するためには、オンラインで利用者登録(個人)を行う必要があります。これまでは、国立国会図書館に足を運ばなくてはいけなかったのが、オンラインで簡単にできるようになりました。免許証など、身分が確認できる書類が必要になりますが、地方在住であっても手軽に申し込めます。

 ただし現在は申込が殺到中とのことで、通常は利用可能になるまで5開館日かかるところ、それ以上の日数がかかっているとのこと。もし東京本館もしくは関西館に出向ける人であれば、直接足を運んで登録利用者カードを作ったほうがスピーディです。登録利用者カードを作っておけば、オンラインでの閲覧が認められていない資料を、館内で閲覧することもできるからです。

利用者登録(個人)は今回からオンラインで行えるようになりました。実際の登録、および登録に必要な条件の確認はこちらのURLから https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/userreg
同館の東京本館(写真)もしくは関西館に出向けるエリアに在住しているならば、直接出向いて申し込むことで、書類提出から十数分で登録利用者IDとパスワードを入手できます