▼〔バレンタインデーに〕
宇宙空間をイメージさせるパッケージ。開けると太陽系八惑星をモチーフにしたチョコレートが並ぶ。大阪・リーガロイヤルホテル内の「ショコラブティック レクラ」による、『惑星の輝き』(8個入り、税込3888円)。一つひとつ色鮮やかに、繊細に仕上げた芸術性高いチョコレートは、食べるのがもったいないほどで、永久保存したくなる美しさ。水星のココナッツマンゴー、土星のラムレーズンなど、カカオ本来のガナッシュの味だけでなく、プラスされたフルーツやナッツ、スパイスの味わいも楽しめる。大切な人に、自分へのご褒美に、この時季の贈り物にふさわしい逸品。(問い合わせ先・ショコラブティック レクラ ☎︎06・6441・1308)
▼〔ハーブで育った牛〕
北海道十勝地方の大雪山系の伏流水と澄んだ空気のもとで育った、「ノベルズ食品」の十勝ハーブ牛。黒毛和牛とホルスタインの交配種。数種類のハーブを餌に混ぜて与え、薬に頼らず体調を整え、ゆっくり飼育。『十勝ハーブ牛と塩だけで作ったコンビーフ』(95グラム入り、税込1188円)は、化学調味料、保存料、発色剤不使用、さらに端材肉を使用せずネックとスネ肉だけのこだわりの商品。塩だけで味付けし、肉本来の旨み成分とコラーゲン成分のしっとりした食感で、とろけるようにやわらかくジューシー。新商品に、このコンビーフに黒胡椒を加えて香りとピリリとした辛みを楽しむタイプも。(問い合わせ先・ノベルズ食品 ☎︎01564・2・5580)
▼〔身も心も温かく〕
今冬の鍋料理の注目は、ショウガをたっぷりと入れた「生姜鍋」。大阪市の「生姜料理・福島 ぬくり」では、『バームクーヘン豚の生姜豚しゃぶセット(2~3人前)』(税込6880円)が大人気だ。バームクーヘンを餌の一部に加えて育てた豚肉、大量のすりおろしショウガ、細切りの野菜や京揚げを箱詰め。鍋を用意するだけでいい。出汁を沸騰させたら、すりおろしショウガと野菜を投入。器に出汁をはり、しゃぶしゃぶした豚肉で野菜を巻いていただこう。ピリッとしたショウガ、豚肉や野菜の旨みと甘みが順々に口中に広がる。薬味に、生のすりおろしショウガをちょいと加えると、より美味しい。(問い合わせ先・生姜料理・福島 ぬくり ☎︎06・6451・3588)
▼〔全国の漁港からお届け〕
全国漁業協同組合連合会が浜と消費者をつなぐ、産地直送ネットショップ「JFおさかなマルシェ ギョギョいち」を開設。おすすめ商品が選りすぐりの美味いもの3種を詰め合わせた『ギョギョいちセット』(税込5400円)。
青森県陸奥湾のホタテ貝柱を鮮度重視で急速冷凍。ねっとりと甘みが強い。土佐のブランド「清水さば」は、特製醤油ダレに漬け込んだヅケ丼用。醤油ダレと脂の相性が抜群。佐賀県呼子名物の松イカは生から姿づくりに。見た目のインパクト大で、活け造りのような瑞々しい食感だ。全国の魚介類を自宅で堪能。旅気分に浸れる。(問い合わせ先・JFおさかなマルシェ ギョギョいち https://jf-gyogyo.jp/)
▼〔炎の詩人の回顧展〕
“炎の詩人”とも称される陶工、河井寬次郎。創作の拠点であった京都にあるアサヒビール大山崎山荘美術館にて、生誕130年を記念した展覧会「河井寬次郎展-山本爲三郎コレクションより」が会期を延長して開催されている。アサヒビール初代社長で民藝運動の支援者でもあった山本爲三郎と河井は年齢も近く、生涯に亘る友だったそうだ。本展では、そんな山本が蒐集したコレクションの中から約110点を公開。中国や朝鮮の古作に着想を得た初期からプリミティブな作風の晩年までいち陶工として生きた河井の足跡を振り返る。3月7日まで。午前10時~午後5時(最終入館午後4時半)、月曜休館、入館料一般900円。(問い合わせ先・アサヒビール大山崎山荘美術館 ☎︎075・957・3123)
▼〔刺激ある体験型アート〕
ウィズコロナの時代、アーティストは活動方法を模索している。そこで見出された一つが、大分県別府市のアートプロジェクト『0滞(ぜろたい)』だ。地図と音声を手がかりに市内を回遊する体験型の作品で三密になりにくい。アーティストの梅田哲也氏が考案した巡回形式だ。
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source : 文藝春秋 2021年2月号