2人の人生を変えた 名邸へようこそ

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明治期に建った水色の家「旧尾崎テオドラ邸」
2019年、解体の予定を知った山下和美さんは立ち上がった

 歴史ある建造物の取り壊しが相次いでいる。東京都世田谷区・豪徳寺に建つ築136年の「旧尾崎テオドラ邸」もまた、解体の危機に瀕していた。この洋館に一目ぼれし、保全に奔走したのが漫画家・山下和美さんだ。一方、俳優の鈴木京香さんも名匠・吉阪隆正による「ヴィラ・クゥクゥ」の管理人となり、保存管理に努める。今号では建築への熱い想いを持つ山下和美さんと鈴木京香さんの対談がテオドラ邸で実現、ここではその様子とともに2つの名邸を写真で紹介する。

対談記事も併せてご覧ください

尾崎行雄の妻となるテオドラのため、明治21(1888)年に六本木に建てられた。現在の豪徳寺に移築されたのは、昭和8(1933)年のこと
 

鈴木京香さん:ブラウス¥179,300、スカート¥385,000、靴¥173,800(参考価格)/すべてブルネロ クチネリ(ブルネロ クチネリ ジャパン☎03-5276-8300) イヤーカフ 右 ¥83,600、左 ¥103,400/ともにジョージ ジェンセン(ジョージ ジェンセン ジャパン☎0120-637-146) 腕時計/本人私物

改修工事を経て、今年3月からテオドラ邸を一般公開。工事では傷んだ床を一度剝がし、補修して敷き直すなど「保全」を重視

1階入口脇の部屋では、アンティーク椅子とシャンデリアが人々の目を楽しませる

2階はギャラリーとして使用され、主に館や漫画にまつわる展示がなされる

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source : 文藝春秋 2024年8月号

genre : ライフ アート ライフスタイル 歴史