豪華保存版「昭和100年の100人 激動と復活編」――昭和天皇、皇太子妃美智子、美空ひばりほか、知られざるエピソードが満載【編集長から】

編集部日記 vol.59

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森繁久彌 ©文藝春秋

「昭和」ほど、躍動した時代はないでしょう。ぜんたいにのっぺりした印象の平成にくらべ、昭和は10年ごとに上に行ったり下に行ったり、あるいは右に振られたり左に振られたり、この国全体がジェットコースターに乗っていたかのような印象があります。

 昭和45(1970)年生まれの私には、昭和40年代らしい記憶はあまりありませんが、50年代、60年代なら記憶に残る光景や人の姿がそれぞれ浮かび上がってきます。

 昭和50年代なら、渋谷や新宿で見た映画館の大きな絵看板、白装束の傷痍軍人、なめ猫ブーム。人で思い浮かぶのは志村けんと加藤茶のヒゲダンス、扇子をあおぐ田中角栄、ゴダイゴのヒット曲、川口浩の探検隊。昭和60年代なら、駅の自動改札、エアコンの普及、街中での新興宗教の勧誘……人で思い浮かぶのは阪神タイガーズ優勝と掛布雅之、盛田昭夫の自叙伝『Made in Japan』、そして昭和天皇の死。

 2025年は昭和100年にあたります。少し早いですが、本誌8月号では「昭和100年の100人 激動と復活編」と題し、昭和30年代半ばくらいまでに、時代を賑わせ、騒がせた人々について、ゆかりのあった方々に語って(書いて)いただきました。

 読後感は、やっぱり昭和は面白いなあ! の一言です。いま会えるなら会ってみたい、ぜひインタビューしてみたいと思うような人ばかりでした。

 それぞれの時代らしい人を好みで選ぶとすれば、昭和元~10年代なら大河内傅次郎山田五十鈴ヴォーリズ永田鉄山、昭和20年代なら森繁久彌吉田満、昭和30年代は志村喬山下太郎でしょうか。

 どなたが読んでも魅力的な人に出会えることを保証します。100人の物語はどれを読んでも抜群に面白い。ハズレなしの大特集です。

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