国際・学際篇 “異端”を競うSFCと早大国際教養

総力取材“私学の雄”を徹底比較!

ライフ 教育

(早)国際教養学部

(慶)総合政策学部、環境情報学部

 総合政策学部・環境情報学部を擁する慶應の湘南藤沢キャンパス(SFC)と、早稲田の国際教養学部(SILS)は、独自性の高いカリキュラムで受験生の人気を得ている。

 SFCは1990年に創設。今では一般的となったAO入試を国内で初めて導入し、シラバス(授業計画)や学生による授業評価も他大学に先駆けて取り入れ、「大学改革のモデル」として評価された。

 さらに二つの学部の大きな特長として、数多くの社会起業家を輩出している。バングラデシュ産の織物「ジュート」を用いたバッグが人気のアパレルメーカー「マザーハウス」の山口絵理子代表や、教育NPO「カタリバ」の今村久美代表理事はSFCの出身だ。

 教授陣の共同執筆で昨年刊行されたブックシリーズ「総合政策学をひらく」(慶應義塾大学出版会)によると、SFCは総合政策学を「実践知の学問」と定義し、〈現実社会の問題、すなわち政策問題を実践的に解決する取り組みをつうじて知の蓄積を図ろうとする〉場だという。

〈政治篇〉で登場した加茂具樹総合政策学部長が解説する。

有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。

記事もオンライン番組もすべて見放題
初月300円で今すぐ新規登録!

「文藝春秋電子版」は雑誌付きプランが断然お得!! 電子版分は実質無料 今すぐお申し込み

初回登録は初月300円

月額プラン

1ヶ月更新

1,200円/月

初回登録は初月300円
※2カ月目以降は通常価格で自動更新となります。

年額プラン

10,800円一括払い・1年更新

900円/月

1年分一括のお支払いとなります。
※トートバッグ付き

電子版+雑誌プラン

12,000円一括払い・1年更新

1,000円/月

※1年分一括のお支払いとなります
※トートバッグ付き
雑誌プランについて詳しく見る

有料会員になると…

日本を代表する各界の著名人がホンネを語る
創刊100年の雑誌「文藝春秋」の全記事、全オンライン番組が見放題!

  • 最新記事が発売前に読める
  • 毎月10本配信のオンライン番組が視聴可能
  • 編集長による記事解説ニュースレターを配信
  • 過去10年6,000本以上の記事アーカイブが読み放題
  • 電子版オリジナル記事が読める
有料会員についてもっと詳しく見る

source : 文藝春秋 2024年10月号

genre : ライフ 教育