「どこの大学でもいい、好きなことが出来る大学に行きなさい」
地元・山梨県の甲府工業高校3年生のとき、父にこう言われました。
日本では大学に通いながら、将来、自分のやりたいことを見つけるのが一般的でしょう。ただ私の場合は、この父の一言が、「自分が好きなこととは一体、何か?」と省みる、良いきっかけになりました。
あらためて何が好きなのかと考えると、そういえばこれまでの人生、幼いころから必死で絵を描いてきたなと思ったのです。子どもですから、写真のように絵が描けるようになりたかったんです。何度やり直しても、なかなか写真のようにはならなかったけれど、絵を描くことは不思議と嫌になりませんでした。
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source : 文藝春秋 2024年10月号