2023年6月号 目次

朝日襲撃「赤報隊」の正体/宝塚「性加害」の真相 原田諒/小林旭「裕次郎の背中」

【文藝春秋 目次】朝日襲撃「赤報隊」の正体/宝塚「性加害」の真相 原田諒/小林旭「裕次郎の背中」

2023年6月号

2023年5月10日 発売/1000円(税込)

伝統というもの 古風堂々49 藤原正彦
『日本沈没』と関東大震災 小松実盛
韓国のMZ世代が見る日本 李昌玟
高島俊男先生の顕彰碑 井上恒
私が見たWBCチェコ代表 田久保賢植
宇宙開発の危機を乗り越える 水野倫之
ディランの不思議 佐藤良明
「文藝春秋」はなぜ売れたか 門井慶喜
帰国中に感じたこと 日本人へ237 塩野七生


朝日襲撃「赤報隊」の正体 本誌取材班
安倍、岸田と「総理」へのテロが相次ぐが、かつて日本中を震撼させた事件があった。「赤報隊」と名乗る犯行グループは朝日新聞阪神支局で記者を射殺、リクルート社や、中曽根、竹下両元総理も標的にした。
時効から20年──。犯行直後に「逃走資金」を渡し、その後、リクルート社から1億円を受け取ったと証言する人物がいる


陸自ヘリは中国に撃墜されたか 麻生幾
ロシア「大祖国戦争」が歪める歴史認識 大木毅
CIA長官が語る「中露同盟の限界」 W・バーンズ
安倍晋三秘録 最終回 習近平との一触即発 岩田明子


志位和夫は習近平以下だ 鈴木元


チャットGPT時代の勝者と敗者 松尾豊
三千円の幸せな使いかた 原田ひ香×加谷珪一
藤井と羽生はどっちが強い? 深浦康市
革命同志・坂本龍一を偲ぶ 塩崎恭久×馬場憲治


栗山英樹「監督論」 石田雄太
「野球の神様って、すげえな」──勝利とロマンを使い分ける 


素顔の牧野富太郎 朝井まかて×牧野一浡×田中伸幸
歌う哲代おばあちゃん103歳! 石井哲代 小川長


小林旭回顧録 第一回 「裕次郎の背中」
「二人でボトルを空けた後、夜通し京都までぶっ飛ばしたよ」


甦るグループサウンズ 岸部一徳×森本タロー×近田春夫
父・千葉真一の遺志を継いで 新田真剣佑


宝塚「性加害」の真相 原田諒
私は昨年12月「性加害に及んだ演出家」と報道された。だが、内情は大きく異なり、歌劇団は私の退職までの真相を隠蔽している。人権問題さえをも孕む一連の問題を詳らかにする


老化は治療できるか ④ 脳の老化を阻止せよ 河合香織
菊池寛アンド・カンパニー18 鹿島茂
外事警察秘録10 北村滋
記者は天国に行けない17 清武英利
病葉草紙 第四話後編 京極夏彦
有働由美子対談53 岡田彰布(阪神タイガース監督)

新世界地政学141 船橋洋一
ハコウマに乗って28 西川美和
日本の地下水脈32 保阪正康
ゆびさきに魔法23 三浦しをん


BOOK倶楽部
平松洋子中島岳志原田マハ出口治明
今月買った本・手嶋龍一
著者は語る
新書時評


グラビア
日本の顔(伊藤比呂美)
名品探訪20「ご挨拶ジュエリー」
名画が語る西洋史130
唐紙の世界
小さな大物(片岡鶴太郎)
▼同級生交歓 杉並区立浜田山小学校神奈川県立横浜翠嵐高等学校
目耳口
新連載 作家が愛した名店(司馬遼太郎)


ベストセラーで読む日本の近現代史 佐藤優

赤坂太郎
新聞エンマ帖
丸の内コンフィデンシャル
霞が関コンフィデンシャル
日本語探偵・飯間浩明
数字の科学・佐藤健太郎
大相撲新風録・佐藤祥子
▼オヤジとおふくろ 星野博美松山猛
スターは楽し・芝山幹郎
考えるパズル
三人の卓子
▼詰将棋・詰碁
▼マガジンラック
蓋棺録

短歌・江戸雪、俳句・五十嵐秀彦、・草野信子


表紙の言葉「あの風の日」 村上裕二
編集だより

source : 文藝春秋 2023年6月号