2024年3月号 目次

芥川賞発表 受賞作全文掲載 九段理江「東京都同情塔」/萩生田光一×加藤勝信×武田良太「派閥とカネ」本音で語る

【文藝春秋 目次】芥川賞発表 受賞作全文掲載 九段理江「東京都同情塔」/萩生田光一×加藤勝信×武田良太「派閥とカネ」本音で語る

2024年3月特別号

2024年2月9日 発売/1300円(税込)

通常目次 お品書き

新グループの誕生か、ポスト岸田は誰なのか

「派閥とカネ」 本音で語る

「政治に金はかかるもの」──3人のキーマンが裏金問題の核心を明かす

▼萩生田光一、加藤勝信、武田良太

 

派閥解消で糠喜び 茂木の一寸先は闇
▼赤坂太郎

建設現場は悲惨だった
大阪万博のデタラメ発注を暴く
▼森功

角栄が夢の跡「目白御殿」炎上
▼森健

JAL乗務員 緊迫の証言

───羽田衝突事故の死角 前編
▼柳田邦男

危機説 楽天・三木谷会長 反省の弁(聞き手 大西康之)

短期集中連載② 駐中国大使、かく戦えり
中国での 3ステップ 情報収集術

▼垂秀夫

ウクライナ敗北のXデー
▼小泉悠、東野篤子、長谷川雄之、廣瀬陽子

日本の近現代史を訂正していこう
▼御厨貴、東浩紀


第170回 芥川賞発表 東京都同情塔 九段理江(くだんりえ)

新宿御苑に監獄タワーを建築した沙羅(さら)。彼女は年下の恋人に何を託したのか
 

受賞者インタビュー
「趣味の筋トレは三島由紀夫がきっかけです」

 

選評

小川洋子 島田雅彦 松浦寿輝 山田詠美 平野啓一郎 奥泉光 吉田修一 川上弘美 堀江敏幸

AIは脅威か、それとも恩恵か

小説家vs.AI
──『文藝春秋』から依頼された「AI論」の冒頭を小説家の立場から書いてください
▼小川哲

 

AIは落ちこぼれを救う
▼落合陽一、藤井輝夫、金出武雄

画期的新説
邪馬台はヤマトである

▼桃崎有一郎

三回忌を迎えて
父慎太郎を作った人と言葉
▼石原延啓

松本人志は裸の王様だったのか
渦中の大物芸人を知る2人がトラブルの核心に迫る

▼鈴木涼美、三浦瑠麗

「性」は選ぶものではない
▼長谷川眞理子

弟は父の性虐待で死んだ
▼秋山千佳

連 載

新連載「お笑い社長繁盛記」②
爆笑問題「復活ライブ」の秘策
▼太田光代

秋元康ロングインタビュー 第5回
AKB48がどうやって生まれたのか?

「人生は桜吹雪」 最終回
「筋金入りのお方ね」美智子さまのお言葉に感激した
▼杉良太郎

菊池寛 アンド・カンパニー27
鹿島茂

記者は天国に行けない26
清武英利

有働由美子のマイフェア・パーソン62
東出昌大(俳優)×有働由美子


「今後は叩かれても『僕はそういう人間だから』と言い切ります」

病葉草紙 第七話 肺積 後編
京極夏彦

日本の地下水脈40
▼保阪正康

ムーンサルトは寝て待て8
▼内館牧子

 巻頭随筆

二月の憂鬱 古風堂々58▼藤原正彦
ファンレター▼岩井克人
『あの本、読みました?』を、観ました?▼鈴木保奈美
伊藤計劃生誕五十年▼円城塔
希林さんと歩んだ五十年▼浅田美代子
岡本喜八映画と戦中派の“叫び”▼前田啓介
創設五十周年を迎えて▼𠮷田憲司
気候変動随想▼大村智
令和の廃藩置県 日本人へ246▼塩野七生

短歌▼田中有芽子俳句▼瀬戸優理子▼海東セラ

 BOOK倶楽部

奈倉有里
 本上まなみ
 片山杜秀
 角田光代

「保守」と「リベラル」のための教科書▼與那覇潤
「今」と「未来」を見通す科学本▼橳島次郎
今月のイチ推し新書!▼平山周吉
著者は語る(金子信博)

 グラビア

日本の顔(上白石萌音) 

「私、まだまだやれるだろ」自然体とプロ意識の狭間で

中野京子の名画が語る西洋史139
名品探訪29「暮らしにいい音を」 
珈琲職人
小さな大物
(似鳥昭雄)
目耳口
作家が愛した名店
(田辺聖子)

同級生交歓
 ラ・サール高等学校
 開成高等学校

 連載コラム

ベストセラーで読む日本の近現代史佐藤優
日本語探偵▼飯間浩明
数字の科学▼佐藤健太郎
大相撲新風録▼佐藤祥子
スターは楽し▼芝山幹郎
オヤジとおふくろ
 ▼三浦崇宏 
 ▼長嶋有

新聞エンマ帖
丸の内コンフィデンシャル
霞が関コンフィデンシャル
考えるパズル
三人の卓子
詰将棋・詰碁
蓋棺録


表紙の言葉「ハートよとどけ」▼村上裕二
編集だより

 

source : 文藝春秋 2024年3月号